こんにちは!おかーちゃんです。
今回の内容は実際の発達検査の内容を詳しく公開していきたいと思います。
発達障害を心配している方もこれから検査に行く方も気になる検査内容。
実際こんな事していると分かると自宅でも確認できる事も多いかと思います。ぜひ参考にしてください!

【どんな事をするの?】領域ごとの検査内容
モチ男が受けた検査の種類は
新版K式発達検査というものでした。
(発達検査の種類や内容については後程詳細UPします⇒発達障害ってなに?【理解が近道】④)
大きく分けると
①言語・対人コミュニケーションなどの社会領域②姿勢・運動領域③認知・適応領域が主な検査内容になっています。
検査当時のモチ男の年齢が4歳だったので以下の内容でした。
【①言語・対人コミュニケーションなどの社会領域】
- 名前・年齢・好きなもの・左右、大小、長短の物の大きさ長さ・色の名称、物の名称の受け答え
- 表情理解→怒る、悲しい、嬉しい、等検査員の方の表情を見てどんな気持ちか答える
- 場面状況→この時はどうする?これどんな状況かな?と日常における行動の質問
- ルール、指示に合わせた行動→じゃんけん(何を出したら勝てるかな?)、積み木を〇個積んでね、ビーズを〇個コップに入れてね等の指示に対する行動やルールの把握
- 復唱→検査員の方の言葉を真似る(検査員:12345はい! 子:12345の様に)
【②姿勢・運動領域】
- 積み木の積み重ねとブロック組み立て→指先の神経、細かい動きの神経伝達、見本と同じ様に組み立てられるか?
- 線の上を歩く・平均台・ケンケン→平衡感覚、バランス感覚、体幹等は年齢相応か?ケンケンはできるか?
- 簡単なリトミック→体全体の運動機能確認、柔軟性はあるか?見本をみて体全体で真似ができているか?
- 座っている時の姿勢→まず座っていられるか?座っている時は背筋が伸びているか?
【③認知・適応能力】
- 模倣→運動の所と同じですが絵や見本をみて同じ色、形で積み木を重ねられるか?できない時はどうするか?
- 模写→〇、△、□などの簡単な図形や絵を見本と同じように書けるか?
- 照合→いろんな形のカードから△や□を作れるか?
- 人物完成→人物の絵が描けるか?(目・耳・口等のパーツ)
【簡単にまとめ】この検査から分かる事
①→対人コミュニケーションの所
社会的ルールを守る大切さ、集団行動の苦手、一方的な会話、相手の気持ちが読み取りにくい・同じルーティンへのこだわり(それが崩れた時のパニック行動)・友人同士でのトラブルやそれに対しての解決行動ができなかったりします。
この検査では日常での人間関係構築や社会生活に必要な基本的能力が備わっているか?の検査となっています。
②→姿勢・運動領域の所
発達障害は神経系の障害とも言われ、手足の神経伝達がうまくいかない事があると言われます。
関節の柔軟さに欠けたり姿勢が悪くなったりとするそうです。
なのでよく転んだり、指先は細かくても関節の動かし方が上手でなかったりします。
運動機能?と思うかも知れませんが私たちが日常でしている行動でも指先だけでなく全身や関節を使った行動は結構あるんです。ここの内容は後程詳しくUPします。
③→認知・適応能力の所
視覚からの情報を言葉や行動に移行できているか?等の情報処理の検査内容です。
まとめ
検査をする事で発達に関わるそれぞれの役割とその中での困難さがみつけやすくなっています。
正直モチ男の苦手な所は把握していましたが今回の検査をしてより深く理解できたと思います。
先を見据えた行動が苦手で急な環境変化にパニックを起こしやすかった所、自分の気持ちを言語化する難しさ、他人への関心が薄い、一方的な会話など…これだけでないですがもっと自宅でも取り入れてフォロー出来た事はいっぱいあったなと反省した検査でした。
次のブログでこの検査内容からわかる特性から日常での困り事をご紹介したいと思います。