【発達障害グレーゾーン】受診を決めた3年間の葛藤と気づき―息子と私の成長実録②

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実体験ブログ

こんにちは、おかーちゃんです。今回は、私自身が“悩みと向き合ったリアルな体験”を、できるだけ本音で書き残したいと思います。同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。

【その時は突然に】先生との初めての面談

モチ男が3歳を過ぎ、園生活にも慣れてきたころ。

発語も増え、仲の良いお友達もできて、家では「もう発達の心配もいらないかな?」と思える場面も増えていました。正直なところ、私自身も仕事や日々の忙しさに追われて、「うちの子は大丈夫だったんだ」と安心しかけていたんです。そんなある日、降園時に担任の先生に呼び止められたのが、全てのきっかけでした。「おかーちゃんさん、モチ男君のことで一度面談のお時間をいただけますか?」(え!?なにかあったの?)

正直、ドキドキしながら「わかりました」と返事をし、その一週間後に面談が行われました。

【決定的な出来事】悩む日々再び

面談当日。最初はいつものように穏やかな会話から始まりましたが、思いきって私から「先生、何かありましたか?」と聞いてみました。先生の表情が一瞬変わり――

実はモチ男君の発達について、少し気になることがあって…」その一言で、頭が真っ白。やっぱり…?でも、どうしたらいいの?動揺している私を見て、先生はとても丁寧に、でもはっきりと説明してくれました。

先生が園で指摘した行動

  • 集団行動が苦手で先生の傍から離れない
  • お気に入りのオモチャや先生の執着が強い
  • 気持ちの切り替えがあまり上手ではない
  • 初めての行動や急な予定変更の際の癇癪

「園の先生は医師ではないので“発達障害”とは断定できませんが、
集団生活での様子を見ていると、気になるところがあります。
お母さん、ご家庭で育てづらさや気になることはありませんか?」

この時、私は「家庭では特に困っていない」としか思えませんでした。
比べる基準もわからないし、モチ男しか育てていない私は「これが普通」としか思えない。
“発達の普通”って、そもそもなんだろう――?

先生から「何か気になることがあればいつでも相談してください」と言われても、
「何が“気になること”なのかも分からない」
本音を言えば、自分本位でしか考えられず、比べるものもなくて…ますます迷いは深まるばかりでした。

家庭内で感じていたモチ男の特徴

  • 大事なおもちゃへの強いこだわり(何でここに置くの?笑 というような場所に置く事も多々…)
  • 気持ちの切り替えが苦手で、この時期でも一度泣いたら20分は泣き続ける事
  • 園と同様、急な予定変更の際の癇癪

でも、良いところもたくさんありました。

モチ男の得意なこと・できていること

  • 大好きなことへの集中力と記憶力(車・魚・恐竜の知識は2歳半とは思えない!)
  • 食欲旺盛・好き嫌いなし・睡眠障害もなく生活リズムも安定
  • 年齢相応の人見知りや指差し、表情も豊かで語彙も増えてきた

こうして先生と初めてしっかり家庭と園の状況を共有できたことで、モチ男のことを“客観的”に考え始めるきっかけにもなりました。けれど、先生から「発達障害」とはっきり言われたわけでもなく、どうしたらいいのか分からない…。

“様子見でいいの?相談した方がいいの?”と、また新たなモヤモヤに悩む日々が始まりました。

今思えば、「普通」の基準が分からず、“誰と何を比べて、どう判断すればいいのか”を自分で掴めなかった。
そして、そんな私自身の不安や迷いこそ、きっと多くのママ・パパが感じていることなんだと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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