こんにちは、おかーちゃんです。今回は、発達障害の道のりで必ずぶつかる「夫婦の価値観」について、私たちのリアルなやりとり・葛藤・気づきをまとめました。同じような悩みを持つ方の参考になればうれしいです。
【夫婦の価値観】悩みも戸惑いも“共有”から始まった
面談で先生に「モチ男君の発達が少し気になる」と言われた帰り道、モヤモヤが止まらず、すぐに旦那に相談しました。
旦那の反応は「え?モチ男が?そんな訳ないよ!」と、やはり困惑。私と同じで、急に言われてもどう考えればいいのか分からない様子でした。でも、ここで“親の価値観”がバラバラになってしまったら困るのはモチ男本人だよね――
「まずは普段のモチ男の様子を一緒に整理して、今どうしたいかを話し合おう!」というのが、その時の私たち夫婦の答えでした。
夫婦で共有した「普段のモチ男の行動」
こうやって一緒に振り返ったことで、私のモヤモヤも少しスッキリ。
「一人で抱え込まなくていい」と思えた瞬間でした。
ありがたいことに、うちの旦那は私の話をよく聞いてくれて、客観的な意見も出してくれる人です。
でも、みんなが同じ環境とは限らないですよね。片方だけが悩む・一人で頑張りすぎる――そんな家庭も多いと思います。
「同じスタートラインに立つ」ことの大切さ
悩みのスタートラインにいる時こそ、パートナーにも同じスタートラインに立ってもらうことが大事だと感じました。「話しても無駄かも」「協力的じゃないから…」と一人で抱え込まずに、まずは“今の気持ち”を共有する。それだけでも、パートナーの疎外感は減り、味方になってくれる可能性がグッと上がります。
みんなで同じスタートラインに立って、少しずつゴールを目指す。一人で動けなくなった時、代わりに動ける味方がいる――その安心感ってすごく大きいと実感しました。
夫婦で出した“今の答え”とこれから
夫婦会議の中で、出てきた結論は「そもそも発達障害って何?」「診断されたらどうなるの?」「モチ男は将来幸せになれる?」という大きな疑問でした。今はまだネガティブなイメージしか持てないし、ポジティブに考えるのは正直むずかしい。でも、「まずは正しい知識を知ることから始めよう」、それが私たち夫婦の共通の答えになりました。そして、もう一度先生にしっかり話を聞こう!と再度面談をお願いしました。
【実体験】夫婦で話して見えた新しい一面
この話し合いの中で、旦那も私と同じように「発達障害」について知識がなかったことが分かりました。
モチ男の行動も「これが普通」と思っていたそう。でも、実は「泣いた時手が付けられなくなるのは大変だから」と、先回りして工夫していたことも知れてびっくり。私の見ていないところで、旦那なりに子育てと向き合ってくれていたのが嬉しかったです。私が「先生の話が難しくて分からない」と打ち明けたら、
旦那は「もっと早く相談してよ!一緒に考えよう」と、前向きに協力してくれるように。
さらに「会社に発達障害の子育てしている人がいるから、話を聞いてみるよ」とまで言ってくれて…やっぱり、一人で悩んでいたら分からなかったこと、話さなければ知れなかった気持ちがいっぱいあったなぁと思いました。
だからこそ、「完璧な答えが出なくてもいい」「話して共有すること」が大切。
少しずつ、家族みんなで「我が子にとって何が大事か」を考えていこう、と夫婦で前を向くことができました。
次回は再面談で先生に相談した内容や、そこから得た新たな気づきを紹介します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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