【親子療育プログラム完全版】発達障害の社会性を伸ばす具体的活動ガイド③

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ABA・療育法

こんにちは!おかーちゃんです。

今回は【親子支援】の内容をもっと詳しくご紹介していきます。

親子支援って必要?と思う方もいらっしゃるかと思います。私も最初は必要性を感じなかったのです!でも実際に活動をしてみると親子支援の必要性や重要性に気づきました。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

実際の親子支援とは?

通っていた療育教室には『親子支援』というカリキュラムもありました。

【この教室の親子支援の目的】

  • 親子の触れ合いの中で今よりもっと信頼関係・愛情関係を育む
  • 親子の時間の中で出やすい課題や困り事を見つけサポートする
  • 保護者が相談しやすい環境づくり
  • いっしょに課題をやり切る達成感

近隣地域の療育教室に通っている方から聞いてみてもこの親子支援がある所はなく、少ないのかな?という感じです。

実際に『親子の時間』で出てくる課題は小集団・個別の時間とは全く違いました。保護者の前では安心しているせいか生徒だけの時とは違った一面や状態が出てきました。

そういう面でも早くに気づき、家庭内でも落とし込めるようにアドバイスを貰えるこの環境は本人の引き上げに大きく影響すると思いました。

親子支援の活動内容

  • 親子で挨拶、発表
  • 親子でふれあい遊び、リトミック
  • 簡単な体全体の体操
  • 工作などの制作活動

この内容を5組ほどの親子で参加し全体で1時間30分ほどの活動をしていました。

    親子で挨拶・発表

    基本的には隣同士で座っていますが名前を呼ばれたら子どもだけ前に行きステージに立ちます。

    ポイント

    • 保護者の顔を見ながらステージから発表出来ているか?
    • みんなの前でハキハキ発表できているか?(親が見ているところがポイント)
    • 保護者がいるところでもいつも通りに行動できているか?(やはり親が見ている所だと気が抜けたり、気持ちの切り替えが出来ずにいつも通り出来ない子もいました。)

    親子でふれあい遊び、リトミック

    保護者と一緒に触れ合いながら手遊び歌やスキンシップをします。

    ポイント

    • 先生の指示を聞いて手本通りにできているか?(保護者がいると気が緩んで出来ない事があります)
    • 感覚が敏感・鈍感な子もいるのでスキンシップを通してリラックスできているか?

    簡単な体全体の体操

    このカリキュラムでは保護者と手を繋いで走ったり、ゲームをしたり、アスレチックなどをします。

    ポイント

    • 保護者の手を引っ張って先走った行動になっていないか?(発達障害のあるあるかもしれませんが、保護者と一緒にがポイントです。勝ち負けにこだわり保護者の手を離したり引っ張るよな行動を改善するために一緒に・相手に合わせて行動します
    • 保護者からのアドバイスを聞いているか?
    • ゲームに夢中になっても基本的なルールを守れているか?

    工作などの制作活動

    このカリキュラムでは制作活動を通じて協力する・できた時の達成感を学びます。

    ポイント

    • 道具の使い方は正しく出来ているか?
    • 作業手順はお手本通りにできているか?
    • 作業効率は考えられているか?

    正直、このカリキュラムでモチ男の苦手が改めて理解できました。モチ男は制作が得意と思っていましたが、それは自分の好きなように作るのが得意で見本通りに作る事や作業手順を考えて準備する(見通しを立てる行動)が苦手な事が分かりました。

    先生は完成の最後までの手順を一気に説明せず、細かく分かりやすくブロック分けして説明してくれるのでゴールが分かった時に先走って制作する事も多々ありました。

    まとめ

    療育の『親子支援』では日常では気づかない困り事や苦手な事に気づき、対策案を立てやすくなり保護者も相談しやすく、子育てのアドバイスを貰いやすい環境だなと感じました。

    いつもとは違う子供との触れ合いで親子共に幸福感が高まるのも感じました。療育教室によってはその教室ならではのカリキュラムが組まれている所もあります。

    今療育教室に行こうか、どの教室にしようかな?と悩んでいる方も多いと思います。ぜひ参考になれば嬉しいです。

    最後までご覧頂きありがとうございます。

    次回からは療育の個別支援をご紹介していきます。

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