こんにちは!おかーちゃんです。
今回から家庭内で取り組める療育の学びを、実体験を交えてご紹介していきます。
実際に使用した便利アイテムや、家庭内での取組結果などを公開していきたいと思います。
ぜひご覧ください。

発達障害の子どもに必要な個別支援とは?
発達障害の子どもは、周囲の人と同じように情報を理解したり、行動したりすることが苦手な場合があります。
そのため一人ひとりの特性に合わせた「個別支援」が大切です。
発達障害の特性と個別支援の重要性
発達障害には以下のような特性があります。
- 言葉の理解がゆっくり:話の内容をすぐに理解するのが難しいことがあります。
- 感覚が過敏または鈍感:音や光に敏感だったり、逆に痛みに鈍感だったりすることがあります。
- 変化が苦手:急な予定変更や環境の変化に対応しづらいことがあります。
こうした特性を考慮せずに接すると、子どもは不安やストレスを感じやすくなります。
しかし、個別支援を行うことで、子どもが安心して生活できる環境を作ることができます。
家庭でできる個別支援のメリット
家庭での個別支援には以下のようなメリットがあります。
- 子どもが安心できる環境で学べる
- 親が子どもの特性を理解しやすくなる
- 日常生活に自然に取り入れやすい
特に、家庭でできる「視覚支援」は言葉だけでは伝わりにくいことを、目で見て理解できる形にする方法です。
その具体的な方法について次で説明します。
視覚支援とは?発達障害の子どもへの効果
視覚支援とは、言葉だけでは伝わりにくいことをイラストや写真・図などを使って伝える方法です。
視覚支援が発達障害の子どもに役立つ理由
視覚支援が有効な理由は以下の通りです。
- 言葉を聞いて理解するより、目で見たほうが分かりやすい
- 時間がたっても、見返せば同じ情報を確認できる
- 感情の変化に左右されず、冷静に情報を受け取れる
たとえば、「あと5分で片付けるよ」と口で伝えても伝わりにくい場合、時計のイラストを見せながら説明すると子どもは理解しやすくなります。
実際に使える視覚支援ツールとは?
家庭で簡単にできる視覚支援の例を紹介します。
- スケジュール表:1日の流れをイラストや写真で示す
- チェックリスト:やることリストを作り、終わったらチェックする
- イラストカード:食事・トイレ・お風呂など、行動を絵で示す
これ実際に使用していたのですが、可視化した事で自分の力で1日のスケジュールや次に何をしたらいいか?の見通しが立てられるようになりました。
家庭でできる視覚支援の具体例
イラストや写真を使った伝え方
- 「○○してね」ではなく「○○の絵を見せる」
- 言葉とセットでイラストを見せると、より理解しやすい
- 視線を合わせなくても情報が伝わるので、負担が減る
例えば、「靴をはこう」と伝えるとき靴のイラストを見せると分かりやすくなります。
スケジュール表で生活リズムを整える
- 1日の流れを絵や写真で示す
- 朝・昼・夜の予定を分かりやすくする
- 予定変更があるときは、事前に知らせる
「次は何をするの?」と不安になりがちな子どもも、スケジュール表を見れば安心できます。
目で見てわかるルール作りの工夫
- 「やってはいけないこと」も絵で伝える
- 手順を絵で説明し、迷わず行動できるようにする
- トイレやお風呂の流れを図で示し、自立を促す
「走らない」「静かにする」などのルールも文字だけではなく絵で示すと理解しやすくなります。
絵カードを購入するのもアリですが、実際に生活の中で『こんなカードあったらいいな』と思ったらすぐ作れるラミネーターは便利でした!
あとは、先に紹介した『写真』は便利です!写真は何回か使用すると痛みやすいのですぐラミがオススメです。
視覚支援の効果を高めるポイント
子どもの特性に合わせた支援のコツ
- 好みや得意なことを活かす(好きなキャラクターのイラストを使う)
- 情報量を増やしすぎない(シンプルな図や写真を使う)
- 子どもが自分で使えるようにする(手の届く場所に置く)
継続するための工夫と親のサポート
- 毎日使う習慣をつける
- 無理なく取り入れられる方法を選ぶ
- 子どもと一緒に作ることで愛着を持たせる
これすごい大事!毎日の習慣!なかなか継続するのは根気がいります。毎日継続できる所から始めるのがおススメです。
⇒毎日継続してこそ成長につながります!実際に私が三日坊主になってしまう事もありモチ男を混乱させてしまったことがあるので…
視覚支援を試してみた!体験談と変化
視覚支援を実際に試してみると、どのような変化があったのでしょうか。
実際にやってみた結果と気づき
- 子どもが自分から行動できるようになった
- 言葉だけで伝えるより、理解が早くなった
- 親子のやり取りがスムーズになり、ストレスが減った
いつも『話聞いていないな』と思ってイライラしてしまっていた事が【目から伝える】事でお互いのコミュニケーションがスムーズになりました!
また理解が早い=できる事が増えて自己肯定感も上がり本人のやる気と挑戦心もUPしました。
うまくいかなかったとの対処法
- 子どもが興味を持てるよう工夫する
- 一度にたくさんの情報を伝えない
- 使いやすいツールを試してみる
これも大事でした。成長に焦って一度の情報量が多くなりパニックにさせてしまう事がありました。
ただ上手くいかなかった時に【何がいい?悪い?】の振り返りが大事だなと思いました。
まとめ|視覚支援で発達障害の子どもをサポートしよう
視覚支援は、発達障害の子どもにとって分かりやすく安心できる方法です。
家庭でできる簡単な工夫を取り入れることで子どもの成長をサポートできます。
まずは、できることから探してみて試してみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回はスケジュール管理での実体験をご紹介していきます。
