発達障害の子の就学準備はここから!親が最初に読むべき用語&手続き入門

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就学前の準備

こんにちは!おかーちゃんです。

「就学相談って何するの?」「支援級・通級の希望は本当に通るの?」
初めての就学準備は、知らない専門用語や手続きで不安いっぱいですよね。
この記事では「就学支援ファイル」「個別支援計画」「教育委員会の判断」など、
よく聞くけど分かりにくいポイントをQ&Aや表でやさしく解説します!
この記事を読めば「今何をしたらいいか」「困った時どこに相談できるか」がスッキリ分かります。


就学準備の専門用語まとめ・全体フロー

【主な専門用語と役割まとめ】

用語意味・役割提出先・タイミング
就学支援ファイル発達・支援希望をまとめた資料。配慮や支援級希望に使う教育委員会/10月ごろ
個別支援計画1人ひとりの特性や支援内容のまとめ。療育・家庭・学校で共有作成済なら写しを提出
発達検査結果知能や発達の特徴を調べる検査必要に応じてコピー提出
就学相談保護者・教育委員会・専門家で話し合う場年長前半〜秋が主流

ポイント

専門用語は「どこで・何のために」使うかをざっくり知ればOK!
書類は必ずコピーを2部用意し、1セットは自宅保管をおすすめします。


【就学までの流れイメージ】

  1. 2〜8月:教育委員会へ就学相談申込
  2. 4〜10月:支援級・通級の見学・体験
  3. 9〜11月:就学時健康診断
  4. 10〜12月:専門家を交えた就学相談調整会議
  5. 12〜2月:就学先決定通知
  6. 3月:入学説明会・個別面談

就学支援ファイルとは?【発達障害の就学準備で必須】

「就学支援ファイル」とは、発達障害や発達グレーゾーンの子どもが小学校へ入学する際に、必要な情報をまとめて伝えるためのファイルです。
保護者や保育園・幼稚園の先生、医師などが子どもの特性や支援内容を整理し、小学校の先生や支援員さんに分かりやすく共有する役割があります。

  • お子さんの発達歴・得意なこと・苦手なこと・希望支援を書いた資料。
  • 小学校や教育委員会が「どんな配慮や支援が必要か」知るために使います。
  • 保育園や療育の先生に記入してもらう欄もある場合が多いです。

就学支援ファイルに記載する主な内容

項目内容例
基本情報氏名・生年月日・家族構成など
健康・医療情報診断名、服薬状況、配慮が必要な健康面など
行動・特性の特徴得意なこと・苦手なこと、気になる行動など
学習・生活のサポート使っている工夫、支援方法、配慮ポイントなど
これまでの支援歴受けた療育や特別支援、学校見学など

保護者・専門家の意見を記入する欄があります。基本的に通っていた園・担当の相談員さん・療育に通っていた場合は療育教室の先生から記載してもらいます。そのため記載していただくのには時間がかかります!どの時期からどの担当の方に記載してもらうかは早めに相談しておきましょう!

あまり早すぎても、お子さんの発達状況は日に日に変わるので記載した時と提出した時の発達状況の相違が出てくる場合もあります。記載タイミングは各事業所に相談してみましょう。

なぜ就学支援ファイルが必要?【支援の引き継ぎをスムーズに】

発達障害やグレーゾーンの子どもは、新しい環境に慣れるのが苦手だったり、特定のサポートがないと困ってしまうことがあります。
「就学支援ファイル」があることで、保育園や療育での情報が小学校へスムーズに引き継がれ、子ども一人ひとりに合った支援が早くスタートできます。

特に以下のような悩みを持つ保護者にとって心強いツールです。

  • どんな配慮が必要なのかを先生に伝えたい
  • 子どもの強みや得意なことも理解してほしい
  • これまでの困りごとや対応策をまとめておきたい

就学支援ファイルの作り方・使い方【ダウンロードOKな自治体も】

「就学支援ファイル」は、各自治体の教育委員会や学校のホームページからダウンロードできる場合が多いです。
手作りでもOKですが決まった様式がある地域もあるので、まずは自治体に確認しましょう。各自治体によって「就学支援ファイル」や「就学支援シート」の名称や様式が異なる場合がありますので、お住まいの地域の教育委員会の公式サイトを確認することをおすすめします。

作成・活用のポイント

  • できるだけ具体的に記入する
    例:「騒がしい場所が苦手。静かな環境だと集中できる」など
  • 写真やイラストを使うとより伝わりやすい
  • 年に1回など、内容を見直して更新する
  • 先生や支援員さんに直接手渡し・説明するとベスト

出すタイミング

提出時期は10月ごろ(自治体による)
必ずコピーを保管し、面談や見学時にも活用しましょう。


教育委員会の決定やクラス変更はどうなる?Q&Aで解説


よくある疑問にまとめて回答!

Q. 教育委員会が希望しない学級に決めた場合、変更できる?
→ 変更希望は「学校や教育委員会に再相談・申立て」できます。
入学前でも、配慮希望や事情が変われば何度でも相談できます。

Q. 一度支援級で決まったら、入学後にクラス変更できる?
→ 可能です。入学後「やっぱり普通級/通級が合いそう」と感じた場合は
担任や特別支援コーディネーターを通じて教育委員会と相談できます。

Q. 兄弟が同じ学校に通う場合、配慮は?
→ 兄弟就学配慮ができる場合も多いので、希望があれば早めに伝えてください。

ポイント:決定通知後も「相談は何度でもOK」。納得いくまで話し合いを続けて大丈夫です!


個別支援計画とは?家庭でできることも紹介


個別支援計画(IEP)とは?

個別支援計画(IEP)とは、発達障害や特別な配慮が必要な子ども一人ひとりのために作る「オーダーメイドのサポート計画」です。先生や保護者が一緒に、学習や生活で困らない工夫や目標をまとめます。子どもが安心して学校生活を送れるよう、具体的な支援方法がわかる大切な書類です。

  • 一人ひとりの目標・配慮事項・得意なことや困りごとをまとめた計画書。
  • 療育・保育園・幼稚園で作ることが多く、学校・教育委員会と共有できます。
  • 家庭でも「何ができて何が困るか」「どんなサポートが効果的だったか」メモしておくと便利!

主な項目

  • 本人の特性・困りごと
  • 得意・好きなこと
  • 配慮が必要な場面
  • 保護者の要望

よくある疑問Q&A(グレーゾーン・通級・転籍など)


  • Q. 診断確定していなくても就学相談できる?
     → できます。グレーゾーンでも利用OK。相談時に検査案内や専門医紹介もよくあります。
  • Q. 入学後に通級だけ追加できる?
     → 可能です。担任・支援コーディネーター・学校経由で教育委員会に申請します。
  • Q. 個別支援計画は自宅でも作るべき?
     → はい。家庭での様子・困りごとをまとめておくと、面談や見学時にとても役立ちます。

まとめ:早めに動くと安心!


発達障害児の就学準備では「分からないことをそのままにしない」「早めに相談・準備する」が大事。
書類も計画も何度でも相談・修正できるので、親子が納得いく形で進めましょう。
まずは自治体の教育委員会へ連絡してスケジュール確認から始めてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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