こんにちは!おかーちゃんです。
今回はよく聞く『発達グレー』の内容をご紹介していきます。
よく聞くけど発達障害グレーゾーンとは?特徴と接し方をやさしく解説していきます。
ぜひご覧ください。
発達障害グレーゾーンとは何か?
発達グレーとは発達障害の診断基準には当てはまらないけれど、発達の特性が見られる子どものことを言います。
たとえば、発達検査で「あと1点で診断がつくところだった」といったケースが当てはまります。
診断はされていないけれど、日常生活や集団生活で困ることがあるのが特徴です。
「こだわりが強い」「空気が読めない」「切り替えが苦手」と感じることがあっても、発達障害とは診断されないことがあります。
実際モチ男はあと1点足りない事で発達グレーの診断が出ました。
診断がつかない理由とは?
発達障害には、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などがありますが、診断には一定の基準があります。
グレーゾーンの子どもたちは、その基準にはわずかに届かないため、「少し困りごとがあるけれど、病気とは言えない」と判断されるのです。
- 周りとの違いを自分で感じてしまう
- 支援を受けにくく、困りごとが続く
- 周囲に理解されづらい
このような悩みがあるため、見えにくいけれどしっかりとサポートが必要な状態です。
発達障害グレーゾーンの特徴とは?
発達障害グレーゾーンの子どもたちには、いくつかの共通する特徴があります。
行動や会話で見られるサイン
次のような行動が見られることがあります。
- ルールや順番にこだわりがある
- 友だちとの会話がかみ合いにくい
- 集団の中で浮いてしまうことがある
- 音やにおいに敏感すぎる
これらの特徴は、日によって出たり出なかったりすることもあります。そのため、まわりの大人が「ちょっと気になるな」と感じても、見過ごされてしまうことが多いのです。
学校や家庭で見られる困りごと
グレーゾーンの子どもたちは、日常生活の中でさまざまな困りごとを感じています。
学校での困りごと
学校では、次のようなことが苦手な場合があります。
- 時間割どおりに動くのが難しい
- 音読や発表で緊張しすぎてしまう
- 集中が続かず、先生の話を聞き逃す
- 周囲と同じペースで行動できない
先生にとっても対応がむずかしいことが多く、「わがまま」と受け取られてしまうこともあります。
家庭での困りごと
家でも以下のような悩みが見られます。
- こだわりが強く、予定を変えられない
- 着替えや片付けに時間がかかる
- 感情の切り替えができず、かんしゃくを起こす
おうちの人も、「甘やかしすぎ?」「しつけが足りない?」と悩んでしまいがちです。
グレーゾーンの子への接し方
グレーゾーンの子どもたちと関わるときは、ちょっとした工夫で安心を与えることができます。
子どもの気持ちを大切にする
まずは、「困っているのは子ども自身だ」という気持ちを忘れずに寄り添いましょう。
- 怒るのではなく、理由を聞く
- 気持ちを言葉にしてあげる
- 頑張りをほめる
このような対応で、子どもは「わかってもらえた」と感じることができます。
気持ちを言葉にする事が苦手な子も多いです。(モチ男も苦手です。それが原因でストレスになり癇癪に繋がる事も多々あります。)
安心できる環境を作る
次に、日常の中で安心できるルールや工夫を取り入れてみましょう。
- 予定は目に見える形で伝える(カレンダーなど)
- 苦手なことは少しずつ挑戦させる
- 静かな場所で休めるようにする
無理に変えようとせず、子どもの「できた!」を増やしていくことが大切です。
まとめ:大切なのは理解とサポート
発達障害グレーゾーンは、「診断されない=困っていない」ではないのです。
「見えにくい困りごと」がたくさんある状態です。
でも、理解と少しの工夫があれば、子どもたちはのびのびと自分の力を伸ばすことができます。
大人ができることは、
- 困りごとを責めない
- 気持ちを代弁してあげる
- 子どもの味方になる
という、あたたかい関わり方です。
「みんなとちがっても大丈夫」と思える社会にしていくために、まずは私たち大人が知ることから始めましょう。
次回はこの内容をもっと掘り下げてご紹介していきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。