こんにちは!おかーちゃんです。
ゲームとの向き合い方難しいですよね…ルールを決めてもうまく行かなかったりします。
今回はそんなゲームの向き合い方・考え方を理解して親子でストレス無く付き合える対策をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。

目次
発達障害の子どもがゲームに夢中になる理由
刺激に強く反応しやすい脳の特性
発達障害のあるお子さまは音や光などの刺激に対して敏感なことがあります。ゲームは、カラフルな画面・効果音・達成感が次々に出てくるので、こうした特性にぴったり合ってしまうのです。
- 画面がにぎやかで見ていて楽しい
- 音が次々に鳴ることで気持ちが高まる
- ルールがシンプルで繰り返しやすい
そのため、他の遊びよりもゲームを選びやすくなる傾向があります。
現実よりゲームの方が安心できる
発達障害のお子さまの中には、人と話すことや学校での活動が「うまくいかない」「つらい」と感じることがあります。そんなときゲームの世界は「自分が主人公」で安心できる場所になるのです。
- 自分のペースでできる
- ミスしても怒られない
- すぐに達成感が得られる
ゲームをやめられないことの問題点
生活リズムが乱れやすくなる
ゲームに夢中になると、寝る時間や食事の時間を忘れてしまうことがあります。これは成長期のお子さまにとって大きな問題です。
- 夜遅くまでゲームをして朝起きられない
- 食事中もゲームのことで頭がいっぱい
- お風呂やトイレの時間も忘れてしまう
こうしたことが続くと、体のリズムが崩れて疲れやすくなったり、イライラしやすくなったりします。
コミュニケーションが減ってしまう
ゲームをする時間が長いと、家族や友だちとの会話が少なくなることもあります。話す機会が減ると、言葉のやりとりが苦手になってしまう可能性があります。
- 自分の気持ちを伝える練習ができない
- 相手の気持ちを考える時間がなくなる
- ひとりでいる時間が多くなりがち
やめられないゲームにどう向き合うか
無理にやめさせるのは逆効果
「もうやめなさい!」と怒って止めさせようとすると、逆に反発してしまうことがあります。発達障害のあるお子さまは、予定外のことに対して不安を感じやすいため、急な中断はストレスになります。
- いきなり電源を切らない
- 終わる10分前に「もうすぐ終わり」と声をかける
- 「次に何をするか」を伝える
決まった時間で区切る習慣づけ
毎日ゲームをする時間をあらかじめ決めておくと、お子さまも気持ちの準備がしやすくなります。最初はうまくいかなくても、くり返すことで習慣になります。
- 「夕ごはんの前に30分」などのルール
- ゲームの後に好きなことをする時間も作る
- 終わったらほめてあげる
可視化しやすいタイマーを使って時間ルールを決めるのがおススメです。我が家もタイマーを使って時間ルールを一緒に決めました。
発達障害の子どもに合う対策方法
タイマーや時計を使って「見える化」
発達障害のあるお子さまは、時間の流れを感じるのが苦手な場合があります。そこで「見てわかる」工夫が効果的です。
- キッチンタイマーを使う
- 時計の針がどこまで来たら終わり、など具体的に伝える
- スマホではなく目で見える時計を使う
耳より視覚から得る情報の方がインプットしやすいです。『長い針が6までね!』の様に分かりやすく伝えましょう。
「やめたら楽しいことがある」と伝える
ただゲームをやめるだけだと「つまらない」と感じてしまいます。ゲームのあとに楽しみが待っていると伝えることで、切り替えがしやすくなります。
- 一緒におやつを食べる
- 公園に行く
- 好きな本を読む時間にする
家族や支援者ができること
一緒にルールを決める
お子さまと一緒にルールを考えることで「自分が決めた」という意識が生まれます。これにより守ろうという気持ちが強くなります。
- 「1日〇分まで」と一緒に決める
- ルールは紙に書いて見える場所に貼る
- 守れたらシールなどで記録する
これとても大事なことで親だけでルールを決めてしまうと意味・目的を理解しないまま『怒られるから』の理由だけで納得でき無い事が多いです。必ずお子さんと一緒にできる範囲で・わかる範囲で決めましょう。
うまくできたらしっかりほめる
ルールを守れたときにはすぐに・しっかりとほめてあげましょう。成功体験を重ねることで、自然とゲームとの距離感もつかめるようになります。
- 「えらいね!時間守れたね」
- 「あと5分って言ったらちゃんと終わったね」
- 「また明日もできたらすごいね!」
まとめ:何事もバランスが大事
ゲーム全てが悪いとは限りません。ゲームをする事で本人のリラックスや頭の整理時間になることもあります。やりすぎない様にコントロールしてあげつつ、本人の意見を尊重してあげましょう。
お互いが気持ちよく過ごせるようにルールを設け無理のない範囲で試してみる事が大事です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
