こんにちは!おかーちゃんです。
発達障害のグレーゾーンでよく聞く困り事が【落ち着きがない・忘れ物が多い】。本人の困り事を理解することで生きやすさに繋がります。今回はそんな『困り事』をテーマにした内容です。
ぜひご覧ください。

発達グレーゾーンとはどんな状態?
診断されなくても困りごとはある
発達グレーゾーンとは、「発達障害」と診断されるほどではないけれど、日常生活で困ることが多い状態のことをいいます。
【具体的な特徴】
- 周囲と同じように行動するのが難しい
- 集中力が続かない
- 自分の思いをうまく言葉にできない
【ポイント】
グレーゾーンの子どもは、見た目にはわかりにくいため「甘えている」「やる気がない」と誤解されがちです。
落ち着きがない小学生の背景とは?
ただの元気?それとも困っている?
授業中に立ち歩く・手遊びが多い・話を最後まで聞けない…。こうした様子は一見「活発な子」とも思えますが、実は困っているサインかもしれません。
【落ち着きがない理由】
- 周囲の刺激に敏感で気が散りやすい
- 体を動かすことで安心しようとしている
- じっとしているのが苦手な特性がある
【見分けるヒント】
- 注意しても直らない
- 何度も同じ行動を繰り返す
- 家でも同じような様子が見られる
これらが当てはまる場合は、「ちょっと変だな」と気にしてみることが大切です。
忘れ物が多い子の特徴と対応法
何度言っても改善しないときは注意
連絡帳をちゃんと書けない・筆箱を忘れる・宿題を出し忘れる…。忘れ物が日常的に多い子は、ただ「だらしない」わけではないことがあります。
【考えられる原因】
- 記憶にとどめるのが苦手
- 複数のことを一度に処理できない
- 時間の感覚がつかみにくい
【対応方法】
- チェックリストを使って持ち物を確認する習慣をつける
- 朝と夜に「確認タイム」を設ける
- できたことをしっかり褒めてあげる
忘れ物の裏には、「がんばってもうまくいかない」という本人の苦しさがあります。
我が家でも毎朝・晩に持ち物確認の時間とやる事リスト確認時間(時間割や予定)を設けています。先を見通す力をつけるとともに、自分で考える力も鍛えています。
このように見やすいチェッカーは便利です!
家庭で見られる気になる行動の例
「家では問題ない」は本当?
学校では困っているのに、家では特に問題がないという場合もあります。しかし、家庭でも次のような行動が見られるなら要注意です。
【よくある家庭での様子】
- 片付けが極端に苦手
- 同じ失敗を何度も繰り返す
- 兄弟げんかが多い
- ゲームやテレビに異常なこだわりを見せる
【チェックのポイント】
- 困りごとが「毎日ある」かどうか
- 生活全体に影響が出ているかどうか
一時的なものか、継続的なものかを見極めることが大切です。
発達グレーゾーンかもと思ったら
誰かに相談することから始めよう
「うちの子だけおかしいのかな?」と不安に思ったら、一人で抱え込まずに、まず誰かに相談してみることが大切です。
【相談先の例】
- 担任の先生や学校のカウンセラー
- 発達支援センターや保健センター
- 小児科や児童精神科
【大切なポイント】
- 早めの気づきが支援につながる
- 無理に「診断」を求めなくてもOK
- 「困りごと」に注目して対応することが大事
支援があるだけで、子どもは安心し、自信を持って行動できるようになります。
まとめ:子どもの「困った」を見逃さないで
落ち着きがない、忘れ物が多い――それは子どもからの「助けて」のサインかもしれません。
【この記事のポイント】
- 発達グレーゾーンは見えにくいけれど支援が必要な状態
- 日常の小さな違和感を大切にすること
- 大人の理解と支えが、子どもの力になります
「ちょっと変かも」と思ったときこそ、子どもの未来を守るチャンスです。焦らず、少しずつ一緒に歩んでいきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。