こんにちは!おかーちゃんです。
「IEP(個別支援計画)どう作ればいい?」「何を書けば正解?」
私も初めてのときは何を書いたらいいか分からず、締め切りに間に合うかドキドキしました。でも、ポイントを押さえて取り組むことで、無理なく作成できるようになります。この記事では、IEPの作り方や準備、保護者ができる工夫、そして実際に私が感じた困りごとと解決策もわかりやすくまとめました。
やることリスト
目標・支援例のテンプレ表
よくある失敗と回避のコツ
私の体験談から学んだポイント
まとめて分かりやすく紹介します!
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IEP「準備が10分で整う」セット
IEP準備の相棒|比較表
アイテム | こんな場面に | 使いどころ(実例) |
---|---|---|
A4バインダー 立ち書き/資料固定 | 面談室で席が狭い/机がない | 左:議題/右:到達目標・支援案を可視化 |
クリアファイル 「学習/行動/感覚/連絡」などで分類 | 配布資料・評価表が多い | 議事録・配布物・次回宿題を分けて迷子ゼロ |
インデックス付箋 後で戻りやすい | 優先論点/要確認事項が多い | 「目標」「配慮」「評価」「次回」で色を固定 |
静音タイマー 無音/バイブ | 議題が多く時間オーバーしがち | 1議題10分で区切り→全体を終わらせる |
【チェックリスト】IEP作成前のやることまとめ
IEP作りは、準備がとても大事です。以下のような準備をしておくと、スムーズに進みます。
やることリスト | できてる? |
---|---|
家庭での様子を書き出す(得意・苦手・気になる行動) | ☑️ |
先生と情報交換する(園・療育・学校の先生にも相談) | ☑️ |
目標候補を考える(支援方法をリストアップ) | ☑️ |
子どもと「やりたいこと・困ること」を話す | ☑️ |
必要書類をそろえる(過去のIEPや連絡帳も振り返る) | ☑️ |
私もはじめにメモ帳に思いつくことを書き出すだけで、先生との打ち合わせがとても楽になりました。
IEP(個別支援計画)の作り方|全体フロー
IEP作成は、3つの大きなステップで進みます。
- 子どもの情報を集める
- 目標を決める
- 支援内容を考える

ステップ | やること | 親の工夫 |
---|---|---|
①情報集め | ・好きな遊び、得意/苦手、困りごとを整理 | 箇条書きメモでOK!子どもと一緒に話してみる |
②目標決め | ・1年後など、短期・具体的目標を設定 | 「友達にあいさつ」「最後まで席に座る」など“見える行動”で |
③支援内容 | ・園や家庭、学校でできるサポートを書く | 「大きな音→イヤーマフ」「困った時は声かけ」など |
まず保護者が家庭での様子を書き出し、その後、園や療育の先生、学校の先生と一緒に話し合いながらまとめます。
最後に全員で確認し、必要があれば修正して完成です。この流れをイメージすると、難しく考えすぎずに進めやすくなります。
目標&支援内容テンプレート(例文付き)
IEPで一番大切なのが目標の決め方です。ポイントは「できるだけ具体的に」「小さな目標から」で大丈夫ということです。
項目 | 例文・書き方 |
---|---|
目標 | 「朝のあいさつを自分から言う」「困った時に手を挙げて伝える」 |
できていること | 「好きな動物の話が得意」「パズルが好き」 |
苦手なこと | 「大きな音」「集団行動」「待つこと」 |
具体的支援 | 「予定表を事前に見せる」「困った時は席を離れてOK」 |
漠然と「がんばる」ではなく、誰が見ても分かる内容だと先生たちとも共有しやすいです。
できれば子ども自身の「やりたいこと」や「楽しい」と思うことを盛り込むと、本人のやる気にもつながります。
よくある失敗&対策Q&A
Q1:「目標がざっくりしすぎて、支援につながらなかった…」
A:「できる・できないが分かる“行動”を目標にすると先生とも共有しやすい!」
Q2:「家庭と園で困ることが違って迷子に…」
A:「場面ごとに具体的に分けて書き出すとスッキリ整理できます!」
具体的な支援内容の書き方|わかりやすく伝える工夫
支援内容は、「どんな場面で」「どうサポートするか」を明確に書くと効果的です。
困りごと | 支援の工夫 |
---|---|
列に並ぶのが苦手 | 写真やイラストで順番を見せる |
急な予定変更で混乱 | 前日に予告・予定表を使う |
発表が苦手 | 事前に一緒に練習する時間を作る |
どんな小さなことでも書き出してみると、先生たちの理解や協力を得やすくなります。
より具体的な事例は日本発達支援協会のIEP解説も参考になります。
私の体験談|IEP作成で大変だったことと解決策
私の場合、年長の10月にはIEPを完成させる予定でしたが、実はぎりぎりまでかかってしまいました。理由は、目標設定に悩み、何を書いたら良いか分からなかったからです。
余裕をもって早めに準備したことで、最終的には間に合いました。小さなことも全部書き出す、悩んだら専門の先生に相談することで、安心して進められた経験があります。
みなさんも焦らず、分からないことはすぐ相談するのが一番の近道です。
小さな「できた」「困った」を全部書き出してみよう!
“作りながら見えてくる”こともたくさんあります。
まとめ|IEP作りを成功させるには
IEP作りは、保護者が悩みながらもできることを一つひとつ積み重ねていく作業です。
私も初めてのときは失敗もありましたが、経験を重ねることで少しずつ慣れていきました。
あなたのIEP作りがうまく進むよう応援しています。
次回は、「学校とのやり取りや面談のコツ」について詳しくご紹介します。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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