こんにちは!おかーちゃんです。
今回は「ADHD(注意欠如・多動症)」と「LD(学習障害)」について、行動例や実体験・支援のヒントをやさしくまとめます。
「どこまでが個性?」「どう接すればいい?」と迷っている方の不安も、少しでも減らせるよう解説します!
ADHD(注意欠如・多動症)とは?
ADHDは「注意が散りやすい」「落ち着きがない」「考える前に行動してしまう」といった行動のコントロールが苦手な発達障害です。
子どもの性格や年齢でも似たような特徴が見えるため、個性との違いが分かりにくいのが特徴です。
ADHDの特徴:不注意/多動性/衝動性
主なタイプ | よくある行動例 |
---|---|
不注意タイプ | ・話を最後まで聞かずに行動してしまう ・忘れ物やなくし物が多い ・順番や整理整頓が苦手 |
多動・衝動タイプ | ・じっと座っているのが苦手、体が動いてしまう ・考える前に話したり行動する ・順番を待つのが苦手 |
【ADHD】特性からみられる詳しい行動・症状
注意欠如・多動症(ADHD)
不注意(集中力の維持が苦手)
多動性(じっとしているのが苦手)
衝動性(思いついたことをすぐ行動に移してしまう)
ただADHDの症状は年齢を重ねると少しずつ緩和していく話もよく聞きます。
LD(学習障害)とは?
LDは読む・書く・計算するなど、学習の特定の分野だけに困難がある発達障害です。
知的発達には大きな遅れがないのが特徴で、見落とされやすい障害の一つです。
LDの「読字障害」「書字障害」「算数障害」タイプ
タイプ | よくある困りごと |
---|---|
読字障害(ディスレクシア) | ・ひらがなや漢字を読み間違える ・行をとばして読む、音読が苦手 |
書字障害(ディスグラフィア) | ・字が極端に書きにくい、形が崩れる ・板書を写すのがとても遅い |
算数障害(ディスカリキュリア) | ・計算方法が分かりづらい ・数の概念の理解に時間がかかる |
【LD】特性からみられる詳しい行動・症状
学習障害(LD)
読字障害(ディスレクシア)
書字障害(ディスグラフィア)
算数障害(ディスカリキュリア)
実体験コラム|モチ男のADHD・LD症状とその悩み
モチ男の場合、「話を最後まで聞かない」「整理整頓がとても苦手」というADHDの特徴が見られました。
ただ幼児期は「ASDのこだわり」の方が目立っていたので、ADHD特性は成長とともに気づいたというのが正直な実感です。
またLDについては、園や家庭で「読み書き・計算」に極端な困り感は少なく、どこまでが特性でどこまでが発達障害なのか、判断がとても難しい…これも悩みの種でした。
「発達障害=すべて当てはまるわけではない」ことが改めて分かり、専門家や先生に相談することで少しずつ整理できたのが大きな助けになりました。
家庭でできるサポートのヒント
- 声かけは短く・順番に・1つずつ伝える
- やることリストやタイマーを使って「見える化」する
- できたことをしっかり褒めることで自信を積み上げる
- 苦手な学習分野があれば、専門の先生や支援グッズを利用する
ADHD・LDは「環境や声かけの工夫」で日常がぐっと楽になります。
困っていることがあれば無理せず相談できる環境づくりが大切です。
文部科学省|特別支援教育の資料
まとめ|困りごと=「個性」か「発達障害」か迷ったら
ADHDやLDの症状は、本人の個性・性格と混ざり合って見分けがとても難しいことが多いです。
「困っている行動が多いな」と思ったら、一人で抱えず早めに専門家や先生に相談するのがおすすめです。
発達障害は全て当てはまるわけではないので、まずは「本人の得意・苦手」を知ることから始めましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
参考リンク あわせて読みたい関連記事
- 発達障害の個別支援6つの方法|家庭でできる療育【実体験】③コミュニケーション支援
- 発達障害の個別支援6つの方法|家庭でできる療育【実体験】⑤褒め方の工夫
- 発達障害の子どもの脳はこう違う!最新科学でわかる特徴と親のサポート法
- 発達障害の子がグンと伸びる!話題のABAメソッド徹底ガイド【家庭でできる実践法つき】
- 【発達障害×子育て】ペアレントトレーニングの効果と家庭でできる実践法
- 文部科学省|特別支援教育の資料
