
こんにちは!おかーちゃんです。
今回はADHDとLDを説明していきます!特性からみられる行動や症状を詳しくUPしていきますのでぜひ参考にしてみてください!
【こんな行動?】それぞれの特性からみられる行動・症状② ADHD
ADHDには「不注意が強い」「多動・衝動性が強い」「両方の特性を持つ」3つのタイプがあります。
注意欠如・多動症(ADHD)
1 不注意(集中力の維持が苦手)
・話を聞いていても途中で気が散る、話を聞いていない事が多い
・忘れ物・なくし物が多い(鍵、スマホなどの大切な物も)
・宿題や仕事を最後までやり遂げるのが難しい
・ケアレスミスが多い(例 簡単な計算間違い 書類の記入漏れ)
・整理整頓が苦手(部屋や身の回りが散らかりやすい、片付けが苦手)
2 多動性(じっとしているのが苦手)
・授業中や会議中に体や手足を動かしてしまう(例 ペン回し 貧乏ゆすり 体をゆする モジモジ動くなど)
・机に向かって一定時間、勉強・仕事をするのが苦痛
・おしゃべりが止まらない
・目的無く歩き回る
3 衝動性(思いついたことをすぐ行動に移してしまう)
・次のことを考えず、思ったことをすぐ口にしてしまう(相手の傷つくことを考えずに発言してしまう)
・じっとしていられず、順番を待つのが苦手(列に並ぶのが苦手だったり、話の途中で割り込む)
・短絡的な行動をとる事が多くリスクを考えずに行動する(例 交通ルールを無視する)
ただADHDの症状は年齢を重ねると少しずつ緩和していく話もよく聞きます。
【こんな行動?】それぞれの特性からみられる行動・症状③ LD
LDは知的発達に問題はないが「読む」「書く」「計算する」特定の能力に困難があります。
学習障害(LD)
1 読字障害(ディスレクシア)
・文字を読むのが極端に遅い
・文字を飛ばして読んだり、順番を入れ替えてしまう
・文字の意味を理解しにくい
2 書字障害(ディスグラフィア)
・漢字や単語を記憶しにくい
・書くスピードが遅く、ノートを取るのが苦手
・文字の形が乱れやすい
3 算数障害(ディスカリキュリア)
・数字を正しく理解できない(例 6と9を混同する)
・計算が極端に苦手(例 九九を覚えられない 2桁の計算になると困難)
・文章問題を理解するのが難しい
などあげられます。

まとめ
発達障害には3つのタイプがありそれぞれに特徴があります。
タイプごとに得意・不得意も明確に分かりやすいと思うのでまずは
特性を理解する 自分の子供がどういう場面で困り事が発生しやすいか? どんな事が得意か?
をしっかり観察してあげる事が大事かと思います。
次回の内容では発達検査の種類を紹介していきます。
