【発達障害とは?】ADHD・LDの特徴とサポート基礎ガイド③

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発達グレーとは?

こんにちは!おかーちゃんです。
今回は「ADHD(注意欠如・多動症)」と「LD(学習障害)」について、行動例や実体験・支援のヒントをやさしくまとめます。
「どこまでが個性?」「どう接すればいい?」と迷っている方の不安も、少しでも減らせるよう解説します!

ADHD(注意欠如・多動症)とは?

ADHDは「注意が散りやすい」「落ち着きがない」「考える前に行動してしまう」といった行動のコントロールが苦手な発達障害です。
子どもの性格や年齢でも似たような特徴が見えるため、個性との違いが分かりにくいのが特徴です。

ADHDの特徴:不注意/多動性/衝動性

主なタイプよくある行動例
不注意タイプ・話を最後まで聞かずに行動してしまう
・忘れ物やなくし物が多い
・順番や整理整頓が苦手
多動・衝動タイプ・じっと座っているのが苦手、体が動いてしまう
・考える前に話したり行動する
・順番を待つのが苦手

【ADHD】特性からみられる詳しい行動・症状

注意欠如・多動症(ADHD)

不注意(集中力の維持が苦手)

  • 話を聞いていても途中で気が散る、話を聞いていない事が多い
  • 忘れ物・なくし物が多い(鍵、スマホなどの大切な物も)
  • 宿題や仕事を最後までやり遂げるのが難しい
  • ケアレスミスが多い(例 簡単な計算間違い 書類の記入漏れ)
  • 整理整頓が苦手(部屋や身の回りが散らかりやすい、片付けが苦手)

多動性(じっとしているのが苦手)

  • 授業中や会議中に体や手足を動かしてしまう(例:ペン回し 貧乏ゆすり 体をゆする モジモジ動くなど)
  • 机に向かって一定時間、勉強・仕事をするのが苦痛
  • おしゃべりが止まらない
  • 目的無く歩き回る

衝動性(思いついたことをすぐ行動に移してしまう)

  • 次のことを考えず、思ったことをすぐ口にしてしまう(相手の傷つくことを考えずに発言してしまう)
  • じっとしていられず、順番を待つのが苦手(列に並ぶのが苦手だったり、話の途中で割り込む)
  • 短絡的な行動をとる事が多くリスクを考えずに行動する(例:交通ルールを無視する)

ただADHDの症状は年齢を重ねると少しずつ緩和していく話もよく聞きます。


LD(学習障害)とは?

LDは読む・書く・計算するなど、学習の特定の分野だけに困難がある発達障害です。
知的発達には大きな遅れがないのが特徴で、見落とされやすい障害の一つです。

LDの「読字障害」「書字障害」「算数障害」タイプ

タイプよくある困りごと
読字障害(ディスレクシア)・ひらがなや漢字を読み間違える
・行をとばして読む、音読が苦手
書字障害(ディスグラフィア)・字が極端に書きにくい、形が崩れる
・板書を写すのがとても遅い
算数障害(ディスカリキュリア)・計算方法が分かりづらい
・数の概念の理解に時間がかかる

【LD】特性からみられる詳しい行動・症状

学習障害(LD)

読字障害(ディスレクシア)

  • 文字を読むのが極端に遅い
  • 文字を飛ばして読んだり、順番を入れ替えてしまう
  • 文字の意味を理解しにくい

書字障害(ディスグラフィア)

  • 漢字や単語を記憶しにくい
  • 書くスピードが遅く、ノートを取るのが苦手
  • 文字の形が乱れやすい

算数障害(ディスカリキュリア)

  • 数字を正しく理解できない(例:6と9を混同する)
  • 計算が極端に苦手(例:九九を覚えられない 2桁の計算になると困難)
  • 文章問題を理解するのが難しい

実体験コラム|モチ男のADHD・LD症状とその悩み

モチ男の場合、「話を最後まで聞かない」「整理整頓がとても苦手」というADHDの特徴が見られました。
ただ幼児期は「ASDのこだわり」の方が目立っていたので、ADHD特性は成長とともに気づいたというのが正直な実感です。
またLDについては、園や家庭で「読み書き・計算」に極端な困り感は少なく、どこまでが特性でどこまでが発達障害なのか、判断がとても難しい…これも悩みの種でした。

  • 片付け・整理整頓が苦手でランドセルの中身がよくぐちゃぐちゃ
  • 声かけしても最後まで聞いていないことが多い
  • ADHDの特徴か個性なのか、育児書を何度も読み比べて迷いました

「発達障害=すべて当てはまるわけではない」ことが改めて分かり、専門家や先生に相談することで少しずつ整理できたのが大きな助けになりました。


家庭でできるサポートのヒント

  • 声かけは短く・順番に・1つずつ伝える
  • やることリストやタイマーを使って「見える化」する
  • できたことをしっかり褒めることで自信を積み上げる
  • 苦手な学習分野があれば、専門の先生や支援グッズを利用する

ADHD・LDは「環境や声かけの工夫」で日常がぐっと楽になります。
困っていることがあれば無理せず相談できる環境づくりが大切です。
文部科学省|特別支援教育の資料


まとめ|困りごと=「個性」か「発達障害」か迷ったら

ADHDやLDの症状は、本人の個性・性格と混ざり合って見分けがとても難しいことが多いです。
「困っている行動が多いな」と思ったら、一人で抱えず早めに専門家や先生に相談するのがおすすめです。
発達障害は全て当てはまるわけではないので、まずは「本人の得意・苦手」を知ることから始めましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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