こんにちは!おかーちゃんです。
冬休みが終わる頃、こんな言葉を聞くことはありませんか?
冬休み明けは、生活リズムの乱れ・宿題の不安・クラスや人間関係の変化が重なり、 発達障害・グレーゾーン小学生にとっては特に負担が大きいタイミングです。
この記事では、
を、冬休み明け・3学期の「学校行きたくない」に悩むご家庭向けにまとめました。 “全部やる”のではなく、“ここだけ”を一緒に決めていく記事です。
冬休み明けに登校しぶり・行き渋りが増える理由|“がんばり不足”ではない
冬休み明けの「学校行きたくない」は、 子どもが弱い・がんばっていないからではありません。
条件と環境がガラッと変わることで、不安と疲れが一気に表に出ている状態です。
よくある3つの理由
| 要因 | 起きやすいこと | 効く対策(小さく) |
|---|---|---|
| 生活リズム | 起床の遅れ/夜更かしが抜けない | 朝の光2〜5分/就寝15〜30分ずつ前倒し |
| 宿題・勉強 | やり残し/提出できるか不安 | 「ここだけ提出」/先生に事前相談 |
| 学校環境 | クラスの空気・友達関係への不安 | 安心基地(退避先)+合図の取り決め |
こんなサインが出てきたら“冬休み明けモード”かも
こうしたサインは、「準備が必要だよ」の合図。 対策は、子どものがんばりではなく、大人が“整える順番”からです。
“半日登校OK”の3ステップで再起動|フル登校から戻さなくていい
冬休み明けや新学期の再スタートは、 いきなりフル登校に戻さなくても大丈夫です。
「半日登校OK」「授業1コマだけOK」と決めることで、 子どもの不安とプレッシャーは大きく下がります。
STEP1:朝のハードルを下げる
STEP2:学校の“安心基地”を決める
※「安心基地」は、逃げ場ではなく“ガソリンスタンド”だと思ってOK。
STEP3:小さな成功体験を積む
フル登校に戻すのは、そのあとでOK。 「学校に行けた」という感覚を優先しましょう。
冬休み明け1週間プラン(表)|行き渋りをゆっくりほぐす
ここでは、冬休み明け1週間をどう過ごすかのイメージを表にしました。 ご家庭に合わせてアレンジしながら使ってみてください。
| 日 | 家庭での準備 | 登校サポート |
|---|---|---|
| 前日 | 服・持ち物を一式準備/就寝を30分前倒し | 「明日はこんな流れだよ」とスケジュールカードで共有 |
| 1日目 | 朝食は一口でもOK/起床後に朝の光2〜5分 | 半日登校でも◎。玄関まで行けたら大きな一歩。 |
| 2日目 | 安心基地の場所を再確認/合図カードをカバンに入れる | 授業1コマ+休憩で終了。教室に入れなくても、校内に入れたらOK。 |
| 3日目 | 帰宅後の“好きなことタイム”を10〜15分確保 | 友達と1つでも関われたら十分。量より質を優先。 |
| 4日目 | 宿題の「できたところ」だけを紙に書き出す | 提出不安は「ここまで提出+残りは相談」で小分けにする。 |
| 5日目 | 週末の楽しみを一緒に決める | 「あと1日がんばったら、〇〇しよう」で見通しを作る。 |
ポイント: 欠席・遅刻があっても、「ゼロか100か」で考えないこと。 「今日はここまで行けたね」を毎日ひとつ見つけてあげられたらOKです。
そのまま使える声かけテンプレ|不安を和らげる“言い方チェンジ”
同じ内容でも、言い方を少し変えるだけで、子どもに届きやすくなります。
「否定」より「選択肢」と「一緒に考える」を意識すると、 子どもの心のハードルが下がりやすくなります。
先生への伝え方(メール文例)|“3点だけ”をコンパクトに
冬休み明けの行き渋りが予想されるときは、事前に先生へ一報を入れておくと、お互いに安心です。
件名:冬休み明けの登校について(○○) いつもお世話になっております。○年○組 ○○の保護者です。 冬休み明け、○○は生活リズムの変化やクラスへの不安から、 「学校に行けるか心配」と話すことが増えています。 当面の希望として、以下をご相談させてください。 ・最初の1週間は「半日登校」または「授業1コマから」スタートしたい ・しんどいときに退避できる場所(保健室・図書室など)を決めておきたい ・小さな達成(登校できた・授業に参加できた)を一緒に認めていただけると助かります お忙しいところ恐れ入りますが、 ご検討のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
ポイントは、
この3つにしぼって伝えることです。
おすすめサポートグッズ|朝の切替・安心基地・ごほうび
朝の切替に役立つもの
- タイムタイマー(朝の準備時間の見える化)
- 起床用ライト(日の出のように徐々に明るく)
- お気に入り曲プレイリスト(起きる合図の1曲)
▶ Amazon タイムタイマー
安心基地を支えるアイテム
- 合図カード(「つらい」「休みたい」などの気持ちカード)
- 気持ちスケール(1〜5で今の気持ちを示す)
- ポータブルクッション(保健室や図書室でも使える)
▶Amazon 合図カード
ごほうび・モチベーション用
- シール帳/スタンプ(登校できた日だけ1つ)
- お楽しみ袋(小さなお菓子や文具を数個)
- 週末ごほうびリスト(「土曜に〇〇しようね」を一緒に決める)
よくある質問|冬休み明けの「学校行きたくない」どう考える?
Q. 休ませてもいいですか?
A. 1〜2日の休みは許容範囲と考えてOKです。 そのうえで、「どう再スタートするか」を一緒に考えることが大切です。
Q. 朝からどうしても行けないときは?
A. 午前中は休み、午後から短時間だけ登校…など、 「行けた体験」をつくる方向で考えてみてください。
Q. 泣いて拒否するのですが…
A. 無理に引きずっていくより、 退避→短時間登校→半日登校…と、段階的に戻す方が長い目で見ると安定しやすいです。
あわせて読みたい関連記事
家庭でできる合理的配慮と子どもの自己肯定感アップのコツ/合理的配慮ってどこまでできる?|学校でお願いできること/夏休み明けの登校渋り対策/IEP(個別支援計画)とは?/小学生の発達障害グレーゾーンとは?
まとめ|“半日でもOK”で、新学期をやさしくスタート
冬休み明け・3学期の「学校行きたくない」「登校しぶり」は、 多くの子にとって自然な反応です。
だからこそ、
で、小さな「できた」を積み重ねていけたら十分。 あなたとお子さんのペースで、新学期を迎えていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。




