こんにちは!おかーちゃんです。
今回は前回に引き続き、おススメの支援ツールをご紹介していきたいと思います。
手軽に始めやすい物ばかりなのでぜひ参考にしてください。

発達障害のある子ども向けの支援ツールやアプリ
発達障害のある子どもは、集中することが難しかったり、時間の管理が苦手だったりすることがよくあります。
しかし、今は便利なツールやアプリがたくさん開発されており、子どもたちの学びや生活をサポートできます。
発達障害のある子ども向けの支援ツールやアプリを5つ紹介します。
生活の見通しを立てやすくする「タイムタイマー」
発達障害の子どもは、時間の感覚をつかむことが苦手な場合があります。
そのため、「あと何分で○○しようね」と言われても、時間の流れを理解できず、急に切り替えることが難しくなります。
そこで役立つのが「タイムタイマー」です。これは、残り時間が視覚的にわかる時計で、赤い円が小さくなることで「あとどれくらいあるのか」を直感的に理解できます。
タイムタイマーのメリット
例えば、「宿題を15分やったら休憩しよう」と決めたとき、タイムタイマーを使うと、残り時間が一目でわかるため、「あと少し頑張ろう」という気持ちになりやすくなります。
勉強を楽しく続けられる「こえのえほん」
本を読むのが苦手な子どもには、音で楽しめる「こえのえほん」がおすすめです。このアプリは、文字を読むのが難しい子どもでも、耳で物語を聞くことができるため、本への苦手意識を減らせます。
こえのえほんの良いところ
例えば、漢字がたくさんある本でも、音声で内容を理解できるので、「難しくて読めない」と感じることが減ります。また、音と一緒に文字を目で追うことで、少しずつ読む力も育っていきます。
気持ちを伝えやすくする「ピクトグラム・トーク」
発達障害のある子どもの中には、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手な子もいます。「言いたいことはあるのに、どう説明すればいいかわからない」と感じると、イライラしてしまうこともあるでしょう。
「ピクトグラム・トーク」は、絵を選ぶだけで自分の気持ちや考えを伝えられるアプリです。
ピクトグラム・トークの特徴
例えば、「おなかがすいた」「トイレに行きたい」「イヤな気持ち」など、子どもが伝えたいことを絵で選ぶだけで、相手にわかりやすく伝えられます。これにより、親子の会話がスムーズになり、子どもも安心して気持ちを表現できるようになります。
音に敏感な子を助ける「ノイズキャンセリングイヤーマフ」
発達障害のある子どもは、音に敏感なことが多く、大きな音や雑音がストレスになることがあります。たとえば、学校のチャイムや駅のアナウンスの音が苦手で、耳をふさいでしまう子もいるでしょう。
そんなときに役立つのが「ノイズキャンセリングイヤーマフ」です。
イヤーマフの効果
例えば、学校の休み時間に周りの声や足音がうるさく感じる場合、イヤーマフをつけることで、余計な音が小さくなり、落ち着いて過ごせるようになります。特に、電車やバスなどの移動時にも役立ちます。
感情をコントロールしやすくする「ゆっくり深呼吸」
発達障害の子どもは、気持ちのコントロールが難しいことがあります。急に怒ってしまったり、不安が強くなったりすることがあり、自分で落ち着くのが大変な場合もあるでしょう。
そんなときに使えるのが「ゆっくり深呼吸」というアプリです。
ゆっくり深呼吸の特徴
例えば、怒りがこみ上げてきたときにこのアプリを開き、画面に表示される「吸って、吐いて」のリズムに合わせて呼吸をすると、次第に落ち着いてきます。親子で一緒にやるのも効果的です。
まとめ
発達障害のある子どもが、生活しやすくなるための支援ツールやアプリはたくさんあります。今回紹介したものを活用することで、子どもが「できる!」と感じる機会を増やせるでしょう。
今回紹介したツール&アプリ
- タイムタイマー(時間の感覚をつかみやすくする)
- こえのえほん(本を読むのが苦手な子でも楽しめる)
- ピクトグラム・トーク(気持ちを伝えやすくする)
- ノイズキャンセリングイヤーマフ(音の刺激を和らげる)
- ゆっくり深呼吸(気持ちを落ち着ける)
子どもに合ったものを試して、毎日の生活を少しでも楽にできるよう工夫してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回からは発達障害の気になる事や今話題の記事を公開していきます!
