こんにちは！おかーちゃんです。
「どう関わればいいかわからない」「怒らずに伝えるのが難しい」――そんな悩みをもつ親御さんに向けて、家庭で今日から始められるペアレントトレーニングをまとめました。
小さく始めて、毎日ほんの15分。それだけで子どもの行動と親の安心が少しずつ変わっていきます。
成功経験を積み上げ、自信と一貫性を育てる7日間の実践プログラムです。
7日メニューとねらい
各日の目的を一つに絞ることで、親子ともに負担が少なく続けやすくなります。
成功の鍵は「小さく・具体的に・毎日少しずつ」。
| Day | 内容 | ねらい |
|---|---|---|
| Day1 | 良い行動を観察し「今5分座れたね」と具体ほめ | 行動の“種”を見つける |
| Day2 | 朝の流れをカード化して見える化 | 「何をすればいいか」を可視化 |
| Day3 | 課題を5分×3セットに分ける | 成功確率を上げる |
| Day4 | トークンで報酬（3枚→ごほうび） | 達成を形で残す |
| Day5 | タイマー＋声かけで切り替え練習 | 「終わり」を見える化 |
| Day6 | 代替行動を練習（叩く→手を合わせる） | 困った行動の置き換え |
| Day7 | 1週間を振り返り「よかった1点」を共有 | 成功を積み重ねる |
声かけテンプレート集
声かけは、短く・具体的に・行動をほめるのがコツ。
「頑張ったね」よりも、「今できたね」「5分座れたね」と、行動を見つけて言葉にします。
- 開始：「5分だけ一緒にやろう。鳴ったら休憩ね」
- 強化：「◯◯ができたからシール1枚！」
- 切替：「あと1分で終わり。終わったらジュースね」
効果を高めるコツとリカバリ法
続ける中で、うまくいかない日もあります。
大事なのは“失敗しないこと”ではなく、“翌日に引きずらないこと”。調整のコツを3つ覚えておきましょう。
| 状況 | 調整のコツ |
|---|---|
| できない | 基準を下げる（5分→2分×2でもOK） |
| 嫌がる | 選択肢を出す（宿題と片付け、どっち先？） |
| 報酬効かない | 即時性を上げる（その場でシール） |
🌟家庭で続けやすいサポートツール
ペアレントトレーニングをスムーズに続けるには、「見える化」と「すぐ褒められる仕組み」があると安心です。
以下は実際に使いやすいおすすめツールです。
⏰ タイムタイマー
「あと何分？」がひと目でわかる。切り替えが苦手な子の定番サポート。
🖼 絵カード
行動をカードで見える化。「今」「次」を示すだけで理解が深まります。
参考リンク 関連記事
参考▶NCNP／子どものこころ専門医機構
関連記事▶小学校入学後に効く！ペアレントトレーニング／発達障害ペアレントトレーニングやり方完全ガイド／“できない”から“できた！”へ ペアレントトレーニング成功のコツ
まとめ｜「できた！」を毎日積み上げていく
ペアレントトレーニングは、完璧にやることが目的ではありません。
「できた瞬間を見つけて、言葉にして伝える」――それだけで、子どもも親も少しずつ変わっていきます。
今日の小さな一歩が、未来の「落ち着いた時間」につながっていきます。
無理なく、温かく、あなたのペースで始めてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
