こんにちは、おかーちゃんです。今回は、園との再面談――家族の悩みと先生からの言葉、そして決断に至るまでのリアルな心の動きをまとめました。同じように悩んでいる方の力になれば嬉しいです。
【確信】運命の4者面談
再面談は、私・旦那・担任の先生・園長先生の4人で行われました。
先生方からは、モチ男の園での様子や困っていること、園長先生目線での成長や課題など、たくさんの具体的な経験談を聞かせてもらいました。
私は2回目ということもあり、冷静に話を聞いていましたが、旦那は明らかに動揺した表情。家でいくら話し合っていても、“現場のプロの言葉”は全く重みが違います。
そして先生が机に出したのが、「発達支援」「発達支援医療機関」の案内が書かれた紙。
これを見た瞬間、旦那は「発達障害の何が問題なの?医者に必ず行かないといけないの?」と、食い気味に先生へ質問をぶつけていました。
私自身、この場で初めて“他者からはっきりと発達障害の可能性を指摘された”と実感しました。
長い間ずっと曖昧な面談が続いて、「なぜここまでするの?」とモヤモヤしていたけれど、ようやく“答え”が出た感覚。少しスッキリしつつも、何とも言えない重い気持ちでした。
先生からの熱い言葉で気づいた“本当に大事なこと”
ショックと動揺を隠せない私たちに、担任の先生がこう言ってくれました。
「私、モチ男君が本当に大好きなんです。
他の保護者さんには言えませんが、モチ男君にはたくさん良いところがあります。
魚や恐竜の知識、誰にも負けないし、努力家で、優しい子です。
それは、ご両親がたくさん愛情をかけて育ててきた証拠ですよ。
だからこそ、今抱えているストレスや困りごとを少しでも減らしてあげたい。
小さいうちに医療機関で専門家のサポートを受けることは、モチ男君と家族の未来を守る“第一歩”です。
診断が出ても出なくても、困りごとが明確になればサポート方法が広がります。
受診は決して“マイナス”じゃありません。みんなでモチ男君の幸せを考えましょう」
この言葉に、私は涙が止まりませんでした。
今まで“自分の子は違う”とどこかで現実から目をそらしていたかもしれない。
「モチ男にちゃんと産んであげられなくてごめん」「これまで我慢させてしまってごめん」と、親としての後悔や申し訳なさが一気にこみ上げて、大号泣…。
一方で、「ようやく答えが出た」安堵感もありました。
長い曖昧な面談の末に、現実を突きつけられたショックと、前に進める覚悟が入り混じった、不思議な感情。
「だったら行ってやろうじゃん!」親の“負けん気”で前に進む
それでもどこかで「うちの子は違う!」と思ってしまう。発達障害の知識がなかったからこそ、変なレッテルを貼ってしまっていたのも正直な気持ちです。
でも、“だったら行ってやろうじゃん!”という、親としての負けん気も湧いてきて…。
「医者に行けば、答えが出る。何も分からず悩み続けるより、今できることをしよう」――そう気持ちを切り替えて、家族で医療機関を受診する決断をしました。
【まとめ】迷い・後悔・覚悟――全部が“親の愛情”
振り返ると、旦那は初めて医療機関の紙を出されたときから動揺し、
「発達障害の何が悪いの?どうしたらいいの?モチ男は幸せになれるの?」と先生に詰め寄るほど、家族の幸せを真剣に考えてくれていたんだと思います。私もずっと曖昧な答えに悩み続けて、ようやく“現実”と向き合えたことで、モチ男のことをもっと考えたいという気持ちが強くなりました。今悩んでいるあなたも、決して一人じゃありません。
どんな感情も、全部“我が子を思う親の愛情”です。
迷いながらでも、一歩ずつ進んでいきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
あわせて読みたい関連記事
- 発達障害児の二次障害STOP!メンタルケアと医療連携の最新ポイント
- 発達グレーとは?分かりやすい説明と親のためのサポートガイド
- 「個性」と「発達障害」の違い—どこから支援が必要?【保存版】
- 発達障害グレーゾーンとは?特徴・サイン・親のサポートを徹底解説
- 【発達障害×子育て】ペアレントトレーニングの効果と家庭でできる実践法
