休み明けに増える!小学生の友だちトラブル|叩く・言い合い・仲間外れの即対応

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小学校生活

こんにちは!おかーちゃんです。

夏休み明けや長期休暇後は友だちトラブル(言い合い・叩く・仲間外れ)が増えがち。
発達障害・グレーゾーンの小学生は感覚過敏・衝動性・見通し不安で衝突が起きやすくなります。
本記事は「場面別の即対応予防の仕組み学校連携のテンプレ」の順で、今日から使える対処を解説します。

目次

  1. 友だちトラブルが起きやすい理由
  2. よくあるトラブルと“今できる対処”
  3. 予防の仕組みづくり(学校・家庭)
  4. 家庭でできるソーシャルスキル練習
  5. 学校への伝え方テンプレ
  6. 支援グッズ・サービス
  7. 参考リンク(公的・専門機関)
  8. よくある質問

友だちトラブルが起きやすい理由

  • 環境の変化: 夏休み明けでルール・顔ぶれ・刺激量が増える
  • コミュニケーションのズレ: 冗談・断り方・順番待ちの難しさ
  • 感覚/衝動性: 触られる/音/混雑で過敏→押す・叩くに短絡
  • 見通し不安: 予定変更や急な指示でパニック手前に

関連:⑤ クールダウン基地⑦ 学習環境の刺激調整

よくあるトラブルと“今できる対処”

ケースまずやること次にやること
言い合い・口論距離を取る合図→静かな場所へ「断り方・お願い」の2文型をロールプレイ
押す・叩く混雑回避/手は物を持つ代替行動:壁押し・グーパー・深圧
仲間外れ・貸し借りルール可視化(時間・人数)遊びの選択肢表A/Bで切替

① 言い合い・口論

今: その場で正すより距離をとる合図(カード/指のサイン)→落ち着いてから事実確認。
次: 「断り文句」「お願い文句」をミニロールプレイで練習。

② 押す・叩くなどの衝動

今: 混雑回避/並び順の端を選ぶ/手をポケットor物を持つで手の動きを抑える。
次: “押したくなったら壁を押す”など代替行動を決める。

③ 仲間外れ・貸し借りトラブル

今: 貸し借りはルールを可視化(時間・場所・人数)。
次: 「混む場所では遊びA、静かな場所では遊びB」の選択肢表を作る。

まずは“今できる安全と距離”→落ち着いてから“言葉の練習”。順番がカギ。

予防の仕組みづくり(学校・家庭)

  • 見えるルール: 休み時間・貸し借り・席替えのルールを掲示(絵/アイコン)
  • 逃げ道の合意: 図書室・保健室・個別ブースへ“合図カード”で移動可
  • ペアリング: 相性の良い子と係や当番を同じに(成功体験を作る)
  • 先生の合図: エスカレ前の合図(肩トントン→机カード→廊下カード)

家庭でできるソーシャルスキル練習

  • 断り方の型: ①相手の気持ち→②自分の希望→③代替案(「今日はムリだけど、明日ならOK」)
  • 順番待ちカード: 「今3人目/次あなた」のカードで視覚化
  • 選択肢で切替: 「混むAと静かなB、どっちにする?」

おすすめ(家庭練習)

  • ロールプレイ用カード(断り方・お願いの言い方)
  • 待ち順カード/合図カード

Amazon(絵カード)

学校への伝え方テンプレ(コピペOK)

【状況】休み時間の混雑時に口論→押してしまうことがある
【得意】視覚情報・短い指示、穏やかな場
【苦手】混雑・大きな音・急な予定変更
【配慮案】
・混む場→図書室/保健室へ合図カードで移動OK
・並び順は端に/教室の後方席
・「待ち順カード」で視覚化
・エスカレ前の合図(机カード→廊下カード)
    

詳細版は次記事 ⑨ 先生への伝え方テンプレ集 へ。

支援グッズ・サービス(まとめ)

見える化・切替ツール

  • 合図カード/待ち順カード/スケジュールカード
  • タイムタイマー(休み時間の区切りに)

Amazon(タイムタイマー)

安心基地アイテム

  • ノイズ低減イヤーマフ
  • やわらかブランケット
  • おやすみライト

Amazon | 楽天

相談・支援

  • スクールカウンセラー
  • 通級指導教室/教育センター
  • 放課後等デイ

学校連携は「得意・苦手・配慮案」を1枚にまとめて渡すとスムーズ。

参考リンク(公的・専門機関)

あわせて読みたい関連記事

よくある質問(友だちトラブル)

  • 叩いてしまった後、どう対応すれば?
    • まず安全確保→距離→落ち着いてから“事実”と“次に困らない工夫”を確認。長い説教は逆効果。
  • 仲間外れにされたときは?
    • 状況把握と同時に、別の遊び選択肢逃げ道を用意。学校にも共有して場を整える。
  • 先生へはどう伝える?
  • 家庭でできる練習は?
    • 断り方/お願いの言い方のロールプレイ。カードや絵を使うと効果的。
  • すぐに落ち着ける方法は?
    • 深呼吸より体を使う落ち着き行動(壁押し/握る/ジャンプ数回)。感覚刺激で切替を助けます。
  • 放課後等デイやSCはいつ相談すべき?
    • 「週2回以上の衝突」「担任の支援が追いつかない」など反復時は早めに相談。役割分担を決めると再発予防に。
  • 保護者同士の連絡は必要?
    • 感情のやり取りは避け、学校を通して事実と対策を共有。家庭間の直接交渉は最小限が無難です。

まとめ|“安全→距離→仕組み→練習”の順番で整える

友だちトラブルは、先に環境とルールを整え、落ち着いてから言葉の練習へ。
学校と連携し、逃げ道と合図を決めておくことが再発予防の近道です。
関連:登校渋り対策勉強ストレス対策先生への伝え方

最後までご覧いただきありがとうございます。

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